三井物産ケミカル(株)ファンクショナルプロダクト室が参画している「資源循環プロジェクト」が第51回環境賞を受賞しました。
この度、国立環境研究所、日刊工業新聞社が主催する第51回環境賞において、三井物産ケミカル(株)が参画している「ラベル台紙の水平リサイクル」(資源循環プロジェクト)が「優良賞」に選出されました。2024年6月4日(火)、東京・霞が関 霞山会館での贈賞式が開催されましたので、お知らせいたします。
審査委員長の渡辺知保さまより、
「従来、廃棄・焼却されるだけであったラベル台紙を有価回収、リサイクルするという提案。技術的な課題克服も重要だが、同時に業界や社会を巻きこむ仕組みを整備することが大変重要。多くの業種との共同作業でユーザーに負担をかけない形でのリサイクル技術とシステムを構築し、大規模な稼働も可能になっている点を評価」との講評をいただきました。(2024.6.5)
環境賞は、1974年に創設され、環境保全や環境の質の向上に貢献すべく、時代の要請に応える優れた取り組みを行っている個人、法人、団体・グループ等を表彰しています。
環境賞公式サイト(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/kankyo/)
様々な製品に貼付されているラベル。その台紙部分はほとんどが資源として回収・再利用されることなく廃棄されております。
資源循環プロジェクトは既存の台紙から専用PET製フィルムに置き換え、回収、
マテリアルリサイクルを行う事で剥離紙フィルムに再生し、ラベル台紙の廃棄ゼロを目指す、
捨てるのが当たり前だった「剥離紙」を「剥離フィルム」に置き換えリサイクルするという
環境に配慮した取組みです。
資源循環プロジェクトサイト(https://www.shigenjunkan.com)